君が好き。2~大好きな彼と結婚する方法~
惚けながら先にお店を出る副社長。
「ちょっと副社長?まさかさっきの言葉は嘘だったなんて言わせませんよ?副社長が消してしまった分だけはなにがあろうとやって頂きますからね?」
そう言って副社長を睨むと、大袈裟に怯える副社長。
「分かってますよ!怖いんだから、櫻田さんは」
「怖くて結構です」
そう答えるとなぜか道の真ん中だと言うのにお腹を抱えて笑い出す副社長。
「ちょっ!…副社長!?」
通行人に変な目で見られちゃってるわよ!?
「ごめんごめん。…やっぱり櫻田さんはそうでなくちゃ」
「え…」
そのまま何事もなかったようにすたすたと歩き出す副社長。
「ほら、置いていくよ?櫻田さん」
「あ…はい!」
副社長に呼ばれ慌てて後を追い掛ける。
本当…全然読めない人。冗談なのか本気なのか分からない。
でも、副社長にとって私はちゃんと秘書として認められてるって自惚れちゃってもいいのかな?
さっきの副社長の「パートナー」って言葉を信じて。
ーーーーーーー
ーーーー
「それじゃ、翔太達の引っ越しを祝って…」
「「乾杯ー!!」」
ビール缶のぶつかる音が響き、みんな一気にビールを流し込む。
「かー!!うめぇ!」
相変わらずな桜子。
「ちょっと副社長?まさかさっきの言葉は嘘だったなんて言わせませんよ?副社長が消してしまった分だけはなにがあろうとやって頂きますからね?」
そう言って副社長を睨むと、大袈裟に怯える副社長。
「分かってますよ!怖いんだから、櫻田さんは」
「怖くて結構です」
そう答えるとなぜか道の真ん中だと言うのにお腹を抱えて笑い出す副社長。
「ちょっ!…副社長!?」
通行人に変な目で見られちゃってるわよ!?
「ごめんごめん。…やっぱり櫻田さんはそうでなくちゃ」
「え…」
そのまま何事もなかったようにすたすたと歩き出す副社長。
「ほら、置いていくよ?櫻田さん」
「あ…はい!」
副社長に呼ばれ慌てて後を追い掛ける。
本当…全然読めない人。冗談なのか本気なのか分からない。
でも、副社長にとって私はちゃんと秘書として認められてるって自惚れちゃってもいいのかな?
さっきの副社長の「パートナー」って言葉を信じて。
ーーーーーーー
ーーーー
「それじゃ、翔太達の引っ越しを祝って…」
「「乾杯ー!!」」
ビール缶のぶつかる音が響き、みんな一気にビールを流し込む。
「かー!!うめぇ!」
相変わらずな桜子。