代償
またまた。
インターホンの連打連打連打!!!

来た。
「やっほー!!」
キャーラだ。
ドアスコープから見ると。
「黙れバカ」
凜音さん!
「早くしろよぉ………何で13階に住んでんだ、上時総長は」
ユートさん?
ドアを開けると、
「学校デビューおめでとー!!」
凜音さんが白い箱を掲げた。


4人でソファーに座り。
「凜音っこのケーキ美味しい!」
白い箱の中身はケーキ。
「よく………13階なんかに住んでられんな。どんな度胸あんだ………?」
ケーキを食べながら、ユートさんは言う。
高所恐怖症ね。
「さあ?上時総長は20年くらい住んでるじゃん」
凜音さんがさらっと言う。
………20年?
………なら、16歳から住んでるの?
16て、高校生!?
あ、中退って………。
………何なの?
「文ちゃん、美味しい?」
うん。
とても、美味しいです。
チョコケーキ。
「選んだの、凜音ちゃんだよね」
「うん。大半は、キャーラの好みだけど」
「へー、キャーラの好みが分かるの?」
「べ………別に」
わーお、ツンデレ。
綺麗だから似合う~。
「凜音を虐めないで。………僕、怒るよ?」
不気味に笑う。
………ケーサツ、だもんね。
凜音さんのことになると、キャーラは人が変わる。

………怖ッ!
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