掌編小説集
705.我慢の限界値を超える。いやあけっぴろげな決裂フルボッコを何故我慢する必要性があるのだろうか。
政令指定都市のとある区のとある町。
卫砳ハイツというマンションがある。
エレベーターの無い4階建ての12戸、外階段が雨ざらしにされて今にも取れそうな螺旋階段の付いた、築40年以上の見るからにボロ。
住人はお年寄りか落ち着いた家族連れで、学校の校区内からは最も遠いけれど、最寄り駅から徒歩10分という地盤も程々に良い好立地。
都心からは離れているけれども自転車距離にスーパーがいくつかあって、一軒家と低いマンションが程々に点在する閑静な住宅地。
しかしエフォートやエンデバーを続けてきたこのマンションの静かで穏やかな時間は、ある一時(いっとき)を境にして豹変した。
一度も見たことはないけれど清々しくシャレオツなポケットチーフが良く似合う、鷹揚な御夫君である長年の大家が代替わりしたのだ。
そんなことは往々にしてよくあることだけど、寵臣を内製化しても奉勅命令の忠臣とは限らず、やっぱり二代目は暗愚でよろしくない。
同時に苔のようなクッション性と抜け感を醸し出すように委託していた管理会社が変わり、エグジットのような法案で扗乜ホーム株式会社となったこともいただけない。
2019年10月1日から消費税が引き上げられたのは皆が知っているインフォメーションなのだけれど、その二ヶ月前に管理会社からきたお知らせを一部抜粋しよう。
消費税率改定に伴うご契約賃料変更について、既にご承知のことと存じますが消費税率が改定されることとなりました。この度のご契約者様各位のご契約賃料に付きましては、貸主様のご厚意により据え置きにすることとなりました。実際は家賃の値下げとの形となりますことをご理解ください。
いやいやご理解して欲しいのは管理会社だ。
消費税が何パーセントになろうと関係ない。
居住用賃貸物件の貸付は非課税取引と扱われることを知らない、無知な管理会社は信用に値しない。
予算のヒートアイランド現象へノールックに値下げどころか、厚顔無恥も甚だしく据え置きが当然。
寧ろ据え置き以外はあり得ないのに、ご厚意とか火を吹くほどに恩着せがましく血迷った暴言と同義。
気骨が折れるほど気が利いていて先進的な地域密着型の親善であると、手の掛かるほど難儀に勘違い。
手垢の付いたリーシュコードは情報弱者を断崖絶壁へと狙う人間味溢れるインヒューマンのフランベ。
話題沸騰に驚くなかれと策を考える奴も濡れ落ち葉に策を採る奴も、巨匠の教科書通りで碌でもない。
これが一つ目。
玄関側の1階に道路側に面してちゃっちいサイクルポートの付いた自転車置場っぽいものがある。
けれども住人が増えたからといって、これもちゃっちい百円均一にあるようなシールが配られた。
しかしながら、一世帯3台までということに加えて部屋番号を住人に書かせるという始末。
貼っていない自転車は処分すると、任命権者はこちらであるというお知らせもきたけれど。
数年経った今でも帰投‐バース‐した定位置に、丸裸で放置されたまま。
前夜祭から後夜祭まで特攻を使い回しして、事を済ませようとしている。
因みに自転車置場も貸主様の厚意で無料で貸しているらしい。
有料にしてちゃんと整備してくれた方が良いに決まっている。
面倒だからやらないだけなのに、他とは一味違うんだというご厚意とはなんて上から目線。
とっちめることはファストにべた踏みだけれども、代謝‐モデルチェンジ‐には減速する。
旨味の試食だけを残虐に繰り返し、洗い出さないし落とし込まないAPのお色直しばっかり。
二代目と管理会社が合併して、南京玉すだれを原案としたフレッシュでもある伝統芸なのか。
これが二つ目。
自転車置場の隣に2台分の駐車場がある。
今までは住人もしくは大家が停めていた。
しかしその砂かぶり席を手堅く誰かに貸し出したらしい。
作業衣姿の人達が何度も何度も大型の車を出し入れする。
車のドアをバンバン開け閉めして、大きな声で会話をしながら。
螺旋階段をドンドンと、足音を大きく鳴らし踏み締め響かせる。
キャンセル界隈のロスをごっつい頭数ですが入ったブースへと。
インコースもアウトコースも泡を食うようなアクセントの劇伴。
これが三つ目。
マンションの階段や共用部分のお掃除をこれまた委託したらしい。
中年の女性であったけれども挨拶をしてもしけた顔で無視された。
耳が聞こえないわけではなく、声が小さいわけでもない。
ドライさえ見劣りするほどのワンパターンな無視っぷり。
挨拶をしない返さない人の気が知れない。
住人同士のカンバセーションでも話題だ。
これが四つ目。
外壁を塗り直したのはいいけれども、色を何故か白から焦茶風味にして暗くされてしまった。
そしてベランダの壁も同じく同色で塗り直したけれども、塗り方がインスタントで悪過ぎる。
ベランダの引き戸がはみ出たペンキで固まって開かなくなったり、エアコンの室外機が壊されたり、ペチャクチャお喋りが絶えなかったり。
待ち遠しく復権にフルベットしても、華美にデコった家屋へデコレーションしたハリボテを、お待ち遠様と気軽‐クイック‐に作っただけ。
とある企業の入っているビルが外壁を塗り直しした時は、ベランダやテラスにも立ち入るからといって、粗品と防犯用の簡易に取り付けられる鍵を持って挨拶に来た。
直営店でもフランチャイズ店でもお客様のものという重責のマインドが真芯にあるからこそ、タイムアップまで生産性の低い仕事をしないという安全祈願は雲泥の差。
これが五つ目。
マンションの隣に保育園が勝手に建設されて勝手にグラウンドオープンしていた。
親身一体な説明会も建設して良いかどうかを請われることも全く持って無かった。
子供の奇声や保育士の大声、下手な楽器の雑音、保護者の車の路駐、行き帰りには耳を劈く甲高い声に、運動会も紙ペラ一枚で済ませる。
時間が到来すれば気分屋の並木に引火して、渇水に暖を取るような気の重い区間‐イニング‐はワンクール以上に揃い踏みのアンコール。
袋とじの物販は新ネタの余興にもならない上に、帯番組としてバラ色の回顧になるからと胸熱に団結力を増していく。
遊具なんかも砂地や砂場と共にあって、自転車置場に隣接しているのにも関わらず金網しかないから全てが砂まみれ。
子供なんだからと言えば、誰でも情に脆く許してくれるとでも思っているのだろうか。
子供は絶対王者の宝の山ではないし、印加‐マッチング‐の審査員はお前らではない。
脈拍は死線のパルスになって、ストレスは満タンの群生で、内蔵され続けて万病の元になる。
好き好んで隣から騒音が発生するところに住みたくもないのが、理解出来ない頭なのだろう。
これが六つ目。
マンションの道路側の斜め向かいにある十字路に、二棟の高層マンションが建設されることになった。
それ自体は全然良いのだけれど、その建設を請け負う建設会社が入居したのが間違いの始まりである。
単純計算のワンクリックでもシーズンなら肥沃になるから、美味な食感に小躍りしたくなるのだろう。
空き部屋を活用するのはいいけれども、住人が住んでいるマンションであることを全く考えもしない。
ドアをガンガン開け閉めして、階段をドタドタ昇り降りして、もう一つ違う建設会社が入居した時も同じだった。
心服するようなカスタマーサービスを望んでいる訳ではないのに、感嘆するのは並走する出身地を弁えない姿だ。
これが七つ目。
コ/ロ/ナ/禍の2020年2月、探索の結果で原因とされている爆買いが話題になった某国とおさらばして出向するかの如く、パイセンとは比べ物にならないとある一家が401号室に越してきた。
引っ越しの挨拶は無く初日からドタバタしていたけれども、片付けもあるだろうからと一週間ほどは我慢していたけれども、時の人のプログラミングは敗者復活戦からの返り咲きを狙っていたらしい。
ボールを蹴ったり未知の植物を育てたりミニカーを走らせたり。
もちろん奇声や飛んだり跳ねたりは四六時中のワールドクラス。
耳栓や爆音のイヤホンが手放せないけれども、お金を掛けるのが勿体なさ過ぎて無意味。
寧ろ四六時中の騒音のせいで、耳が小さな音にも敏感に反応するようになってしまった。
15年住んでいて初めての騒音。
匿名で管理会社に苦情を入れた。
待てど暮らせど返答が来ないからいい加減にしろよと痺れを切らせて問い合わせしたら、名指しで書かれていて全戸に調査をして、そんな事実は無いとして解決済とのことだった。
しかしそんな強行軍がハゲ散らかすほどの嘘であることは分かりきっている理由は、住人の家族の中に母親同士が古くからの知り合いであり円卓な関係を築いている二家族がある。
しかしそのどちらともそんなポピュラーなかさぶたのような調査はされていないし、良く世間話をするお隣さんも、帰りの時間帯に良く会う人達もまるで知らない。
宙ぶらりんの暴露本の参加賞に病みつきで、対向車である選書に対しせいせいするほどに嘘を付き追っかけのフェスをリードしていると勘違いしている気味の悪さ。
これが八つ目。
コ/ロ/ナ/禍が明けた2025年2月、騒音がしなくなってホッと一息つく暇もなく、タイムリープしたのかと思うくらいの最大級に、現在進行形の騒音一家がやって来た401号室。
当たり前に挨拶は無しで、こちらももちろん爆買いが話題になった某国からやって来たようで、しかも合同会社汛乃動鄭を名乗っているけれども、調べても銘板すら出てこない弱小会社。
一度だけ見掛けたことがあるけれども、違法民泊のような装いで、ゾロゾロと連れ立ってペチャクチャ喋って騒いでいた。
さて高架の豪雪が好機‐ベストシーズン‐と言わんばかりの、貞操観念が皆無のこの騒音一家の一日の流れを見てみよう。
6時〜7時:起床したらしく物が落ちるようなむしろ落としているドンッとかドンドンとか、行ったり来たりする足音がドタドタしながら奇声が走り回る。
7時〜9時:外出するのか家具と共に玄関を激しく開け閉めすること、計10回以上ギーガーキーキーガンゴン、リフトアップとリフトダウンを繰り返す。
9時〜12時:恐らく直前から仕事を始めているのか、引き戸やベランダのドアをガラガラゴンドン、犬の鳴き声ではなく無駄吠えも聞こえるようになる。
12時〜17時:電動ドリルのようなガーっという音が加わったり、トンカチを打ち付けるようなトントントントンという音が聞こえたりするようになる。
17時〜22時:台所を雑に使っているのか、ドントントンという規則正しくも耳を貫く騒音が加わったり、ドンガンガチャガチャと響いたりもしてくる。
22時〜翌1時:ギーっという音がしてから排水管に水が流れる音がして、天井を這うようなバリバリという音も加わって風呂のストーカーになれそうだ。
翌1時〜翌3時:いつまで経っても音が響いていて、恐らく就寝しただろうなと一瞬思って秒読みしていると、ドンっと音がして、ああまだいやまただと。
エアバッグが作動するほどの衝撃と、天井から床が揺れるほどの地響きと、部屋全体へそこかしこにぶつけられる魔球の浮遊感と。
外からも中からも天井からも床からも聞こえる、日本語ではない大人の男女の大声と子供の奇声を付け加えて、6時〜翌3時まで。
こうしてみると3時間しか騒音がしない時間がないように見えるけれども、大体寝ている時間だから認識していないだけで、過密に騒音はしている可能性がある。
風呂とトイレの時は排水管からの音で時間が丸わかりで、外出時はドアの開け閉めと階段でのギャーギャーな大声で位置が丸わかりで、申し遅れましたともない。
ある時は置き配すらも間違えて届いていたけれども、触らずに邪魔でも放置するしかない。
何故なら行間を読んで優しくしたとしても、意味を持たせて疑われたら厄介であるからだ。
エネルギーチャージされた騒音のポスターを客前にペタペタ貼り付けて、エレクトリカルなプロジェクターに映し出す。
ポラロイドで連写した欠点に青息吐息でも、そういう非常識な一家だからというホームサインは住民の総意なのである。
これが九つ目。
建設工事があれば解体工事もあるけれども、工事の機械だけではない騒音もあるけれども、期間が決まっているからこそまだ我慢が出来るし、勇壮なキャンパスに描く想いの詰まったデザインはお互い様な部分もあるから諦めもつく。
しかしながらこのマンションの筆舌に尽くしがたい騒音問題は、今のところでもこれだけあるけれども日に日に増えていくのは目に見えていて、無期限の一方通行な上にストレスのおみやは、刻一刻と目に焼き付いていや増していく。
もしかしたらわざと荒らすことによって本調子とは違う何かを隠しているのだろうか。
自分磨き‐オンリーワン‐に恋慕して、めくれずに見付からなければ無いのと同じだ。
二代目は吝嗇に屹立して運気を下げる奴なのだろう。
落ち着いた大人な町のホワイエの民度はだだ下がり。
商魂たくましく目が血走りながらとりっぱぐれないようにあくなき金‐ゼニ‐を頬張る為に、RTAを濫用してダウナーばかりが集結。
迎光する自分達以外に人は居ないと思っているのか、それとも諫言する立場だと思い込んでいる自分達が優先されるべきなのが当然か。
ボーダーレスな時代であるからこそ、常識人と非常識人の擁壁‐ゾーニング‐は、グラデーションなどではなくバッサリ分断されなければならない。
動かぬ証拠の撮影会はスコープ越しに続けているけれども、ここまで人の質が悪くなってしまったのならば、厄除けに参拝した方が良いのだろうか。
卫砳ハイツというマンションがある。
エレベーターの無い4階建ての12戸、外階段が雨ざらしにされて今にも取れそうな螺旋階段の付いた、築40年以上の見るからにボロ。
住人はお年寄りか落ち着いた家族連れで、学校の校区内からは最も遠いけれど、最寄り駅から徒歩10分という地盤も程々に良い好立地。
都心からは離れているけれども自転車距離にスーパーがいくつかあって、一軒家と低いマンションが程々に点在する閑静な住宅地。
しかしエフォートやエンデバーを続けてきたこのマンションの静かで穏やかな時間は、ある一時(いっとき)を境にして豹変した。
一度も見たことはないけれど清々しくシャレオツなポケットチーフが良く似合う、鷹揚な御夫君である長年の大家が代替わりしたのだ。
そんなことは往々にしてよくあることだけど、寵臣を内製化しても奉勅命令の忠臣とは限らず、やっぱり二代目は暗愚でよろしくない。
同時に苔のようなクッション性と抜け感を醸し出すように委託していた管理会社が変わり、エグジットのような法案で扗乜ホーム株式会社となったこともいただけない。
2019年10月1日から消費税が引き上げられたのは皆が知っているインフォメーションなのだけれど、その二ヶ月前に管理会社からきたお知らせを一部抜粋しよう。
消費税率改定に伴うご契約賃料変更について、既にご承知のことと存じますが消費税率が改定されることとなりました。この度のご契約者様各位のご契約賃料に付きましては、貸主様のご厚意により据え置きにすることとなりました。実際は家賃の値下げとの形となりますことをご理解ください。
いやいやご理解して欲しいのは管理会社だ。
消費税が何パーセントになろうと関係ない。
居住用賃貸物件の貸付は非課税取引と扱われることを知らない、無知な管理会社は信用に値しない。
予算のヒートアイランド現象へノールックに値下げどころか、厚顔無恥も甚だしく据え置きが当然。
寧ろ据え置き以外はあり得ないのに、ご厚意とか火を吹くほどに恩着せがましく血迷った暴言と同義。
気骨が折れるほど気が利いていて先進的な地域密着型の親善であると、手の掛かるほど難儀に勘違い。
手垢の付いたリーシュコードは情報弱者を断崖絶壁へと狙う人間味溢れるインヒューマンのフランベ。
話題沸騰に驚くなかれと策を考える奴も濡れ落ち葉に策を採る奴も、巨匠の教科書通りで碌でもない。
これが一つ目。
玄関側の1階に道路側に面してちゃっちいサイクルポートの付いた自転車置場っぽいものがある。
けれども住人が増えたからといって、これもちゃっちい百円均一にあるようなシールが配られた。
しかしながら、一世帯3台までということに加えて部屋番号を住人に書かせるという始末。
貼っていない自転車は処分すると、任命権者はこちらであるというお知らせもきたけれど。
数年経った今でも帰投‐バース‐した定位置に、丸裸で放置されたまま。
前夜祭から後夜祭まで特攻を使い回しして、事を済ませようとしている。
因みに自転車置場も貸主様の厚意で無料で貸しているらしい。
有料にしてちゃんと整備してくれた方が良いに決まっている。
面倒だからやらないだけなのに、他とは一味違うんだというご厚意とはなんて上から目線。
とっちめることはファストにべた踏みだけれども、代謝‐モデルチェンジ‐には減速する。
旨味の試食だけを残虐に繰り返し、洗い出さないし落とし込まないAPのお色直しばっかり。
二代目と管理会社が合併して、南京玉すだれを原案としたフレッシュでもある伝統芸なのか。
これが二つ目。
自転車置場の隣に2台分の駐車場がある。
今までは住人もしくは大家が停めていた。
しかしその砂かぶり席を手堅く誰かに貸し出したらしい。
作業衣姿の人達が何度も何度も大型の車を出し入れする。
車のドアをバンバン開け閉めして、大きな声で会話をしながら。
螺旋階段をドンドンと、足音を大きく鳴らし踏み締め響かせる。
キャンセル界隈のロスをごっつい頭数ですが入ったブースへと。
インコースもアウトコースも泡を食うようなアクセントの劇伴。
これが三つ目。
マンションの階段や共用部分のお掃除をこれまた委託したらしい。
中年の女性であったけれども挨拶をしてもしけた顔で無視された。
耳が聞こえないわけではなく、声が小さいわけでもない。
ドライさえ見劣りするほどのワンパターンな無視っぷり。
挨拶をしない返さない人の気が知れない。
住人同士のカンバセーションでも話題だ。
これが四つ目。
外壁を塗り直したのはいいけれども、色を何故か白から焦茶風味にして暗くされてしまった。
そしてベランダの壁も同じく同色で塗り直したけれども、塗り方がインスタントで悪過ぎる。
ベランダの引き戸がはみ出たペンキで固まって開かなくなったり、エアコンの室外機が壊されたり、ペチャクチャお喋りが絶えなかったり。
待ち遠しく復権にフルベットしても、華美にデコった家屋へデコレーションしたハリボテを、お待ち遠様と気軽‐クイック‐に作っただけ。
とある企業の入っているビルが外壁を塗り直しした時は、ベランダやテラスにも立ち入るからといって、粗品と防犯用の簡易に取り付けられる鍵を持って挨拶に来た。
直営店でもフランチャイズ店でもお客様のものという重責のマインドが真芯にあるからこそ、タイムアップまで生産性の低い仕事をしないという安全祈願は雲泥の差。
これが五つ目。
マンションの隣に保育園が勝手に建設されて勝手にグラウンドオープンしていた。
親身一体な説明会も建設して良いかどうかを請われることも全く持って無かった。
子供の奇声や保育士の大声、下手な楽器の雑音、保護者の車の路駐、行き帰りには耳を劈く甲高い声に、運動会も紙ペラ一枚で済ませる。
時間が到来すれば気分屋の並木に引火して、渇水に暖を取るような気の重い区間‐イニング‐はワンクール以上に揃い踏みのアンコール。
袋とじの物販は新ネタの余興にもならない上に、帯番組としてバラ色の回顧になるからと胸熱に団結力を増していく。
遊具なんかも砂地や砂場と共にあって、自転車置場に隣接しているのにも関わらず金網しかないから全てが砂まみれ。
子供なんだからと言えば、誰でも情に脆く許してくれるとでも思っているのだろうか。
子供は絶対王者の宝の山ではないし、印加‐マッチング‐の審査員はお前らではない。
脈拍は死線のパルスになって、ストレスは満タンの群生で、内蔵され続けて万病の元になる。
好き好んで隣から騒音が発生するところに住みたくもないのが、理解出来ない頭なのだろう。
これが六つ目。
マンションの道路側の斜め向かいにある十字路に、二棟の高層マンションが建設されることになった。
それ自体は全然良いのだけれど、その建設を請け負う建設会社が入居したのが間違いの始まりである。
単純計算のワンクリックでもシーズンなら肥沃になるから、美味な食感に小躍りしたくなるのだろう。
空き部屋を活用するのはいいけれども、住人が住んでいるマンションであることを全く考えもしない。
ドアをガンガン開け閉めして、階段をドタドタ昇り降りして、もう一つ違う建設会社が入居した時も同じだった。
心服するようなカスタマーサービスを望んでいる訳ではないのに、感嘆するのは並走する出身地を弁えない姿だ。
これが七つ目。
コ/ロ/ナ/禍の2020年2月、探索の結果で原因とされている爆買いが話題になった某国とおさらばして出向するかの如く、パイセンとは比べ物にならないとある一家が401号室に越してきた。
引っ越しの挨拶は無く初日からドタバタしていたけれども、片付けもあるだろうからと一週間ほどは我慢していたけれども、時の人のプログラミングは敗者復活戦からの返り咲きを狙っていたらしい。
ボールを蹴ったり未知の植物を育てたりミニカーを走らせたり。
もちろん奇声や飛んだり跳ねたりは四六時中のワールドクラス。
耳栓や爆音のイヤホンが手放せないけれども、お金を掛けるのが勿体なさ過ぎて無意味。
寧ろ四六時中の騒音のせいで、耳が小さな音にも敏感に反応するようになってしまった。
15年住んでいて初めての騒音。
匿名で管理会社に苦情を入れた。
待てど暮らせど返答が来ないからいい加減にしろよと痺れを切らせて問い合わせしたら、名指しで書かれていて全戸に調査をして、そんな事実は無いとして解決済とのことだった。
しかしそんな強行軍がハゲ散らかすほどの嘘であることは分かりきっている理由は、住人の家族の中に母親同士が古くからの知り合いであり円卓な関係を築いている二家族がある。
しかしそのどちらともそんなポピュラーなかさぶたのような調査はされていないし、良く世間話をするお隣さんも、帰りの時間帯に良く会う人達もまるで知らない。
宙ぶらりんの暴露本の参加賞に病みつきで、対向車である選書に対しせいせいするほどに嘘を付き追っかけのフェスをリードしていると勘違いしている気味の悪さ。
これが八つ目。
コ/ロ/ナ/禍が明けた2025年2月、騒音がしなくなってホッと一息つく暇もなく、タイムリープしたのかと思うくらいの最大級に、現在進行形の騒音一家がやって来た401号室。
当たり前に挨拶は無しで、こちらももちろん爆買いが話題になった某国からやって来たようで、しかも合同会社汛乃動鄭を名乗っているけれども、調べても銘板すら出てこない弱小会社。
一度だけ見掛けたことがあるけれども、違法民泊のような装いで、ゾロゾロと連れ立ってペチャクチャ喋って騒いでいた。
さて高架の豪雪が好機‐ベストシーズン‐と言わんばかりの、貞操観念が皆無のこの騒音一家の一日の流れを見てみよう。
6時〜7時:起床したらしく物が落ちるようなむしろ落としているドンッとかドンドンとか、行ったり来たりする足音がドタドタしながら奇声が走り回る。
7時〜9時:外出するのか家具と共に玄関を激しく開け閉めすること、計10回以上ギーガーキーキーガンゴン、リフトアップとリフトダウンを繰り返す。
9時〜12時:恐らく直前から仕事を始めているのか、引き戸やベランダのドアをガラガラゴンドン、犬の鳴き声ではなく無駄吠えも聞こえるようになる。
12時〜17時:電動ドリルのようなガーっという音が加わったり、トンカチを打ち付けるようなトントントントンという音が聞こえたりするようになる。
17時〜22時:台所を雑に使っているのか、ドントントンという規則正しくも耳を貫く騒音が加わったり、ドンガンガチャガチャと響いたりもしてくる。
22時〜翌1時:ギーっという音がしてから排水管に水が流れる音がして、天井を這うようなバリバリという音も加わって風呂のストーカーになれそうだ。
翌1時〜翌3時:いつまで経っても音が響いていて、恐らく就寝しただろうなと一瞬思って秒読みしていると、ドンっと音がして、ああまだいやまただと。
エアバッグが作動するほどの衝撃と、天井から床が揺れるほどの地響きと、部屋全体へそこかしこにぶつけられる魔球の浮遊感と。
外からも中からも天井からも床からも聞こえる、日本語ではない大人の男女の大声と子供の奇声を付け加えて、6時〜翌3時まで。
こうしてみると3時間しか騒音がしない時間がないように見えるけれども、大体寝ている時間だから認識していないだけで、過密に騒音はしている可能性がある。
風呂とトイレの時は排水管からの音で時間が丸わかりで、外出時はドアの開け閉めと階段でのギャーギャーな大声で位置が丸わかりで、申し遅れましたともない。
ある時は置き配すらも間違えて届いていたけれども、触らずに邪魔でも放置するしかない。
何故なら行間を読んで優しくしたとしても、意味を持たせて疑われたら厄介であるからだ。
エネルギーチャージされた騒音のポスターを客前にペタペタ貼り付けて、エレクトリカルなプロジェクターに映し出す。
ポラロイドで連写した欠点に青息吐息でも、そういう非常識な一家だからというホームサインは住民の総意なのである。
これが九つ目。
建設工事があれば解体工事もあるけれども、工事の機械だけではない騒音もあるけれども、期間が決まっているからこそまだ我慢が出来るし、勇壮なキャンパスに描く想いの詰まったデザインはお互い様な部分もあるから諦めもつく。
しかしながらこのマンションの筆舌に尽くしがたい騒音問題は、今のところでもこれだけあるけれども日に日に増えていくのは目に見えていて、無期限の一方通行な上にストレスのおみやは、刻一刻と目に焼き付いていや増していく。
もしかしたらわざと荒らすことによって本調子とは違う何かを隠しているのだろうか。
自分磨き‐オンリーワン‐に恋慕して、めくれずに見付からなければ無いのと同じだ。
二代目は吝嗇に屹立して運気を下げる奴なのだろう。
落ち着いた大人な町のホワイエの民度はだだ下がり。
商魂たくましく目が血走りながらとりっぱぐれないようにあくなき金‐ゼニ‐を頬張る為に、RTAを濫用してダウナーばかりが集結。
迎光する自分達以外に人は居ないと思っているのか、それとも諫言する立場だと思い込んでいる自分達が優先されるべきなのが当然か。
ボーダーレスな時代であるからこそ、常識人と非常識人の擁壁‐ゾーニング‐は、グラデーションなどではなくバッサリ分断されなければならない。
動かぬ証拠の撮影会はスコープ越しに続けているけれども、ここまで人の質が悪くなってしまったのならば、厄除けに参拝した方が良いのだろうか。