盲目少女と人斬り集団

新八『女の子にこんな傷付ける奴いるんだぁ、』

左之助『いるんじゃね?
現に此処にも二人程、、、』

平助『二人は例外でしょ』


新八達はボソボソと話しているが
聞こえてるんだよね、ちゃんと(笑)
目、以外の五感はいいの
だから、、

涼梛『あの、部屋の外におらず入ってきてはどうですか?
斎藤一さん、斎藤朔喇(サクラ)さん』

私は立ち上がると襖を開け
二人の方を向くとにっこりと笑い掛ける


朔喇『…気付かれてたね、兄…』

一『だな、、、』

二人は双子の兄妹らしい


総司『おぉ!!すごいすごい!!
あ、左之助さん、女子を躊躇なく斬れるのは二人ではなく
正確には五人ですよ♪』


左之助『うぇっ、増えやがった、、、』

左之助は嫌そうな声で言うと
お茶を持ってきていたのか
ずずっと啜った


新八『朔喇が屯所にいるなんて久し振りじゃない?』

朔喇『ん?うん、そうだねー
今は忙しいから』

朔喇はボソッと呟くと涼梛へ視線を移した

私はアユ姉の元へ戻りさらしを巻き直してもらっている


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