その男、小悪魔につき。【停滞中】



「てか、経理の田村さんの話では彼女いないって言ってたらしいよ。」

「えっ、本当に?」

「うん。だから今度の社員旅行で落とそっかなーって。」



……頼んだのは紛れもなく、この私だ。


でも実際いないものとされると、それはそれで凹む私がいる。



はぁ……。


私ってこんなにめんどくさい女だったの?



ガックリと肩を落とし廊下を歩き始める。


一体私はどうしたいのだろうか。


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