その恋、取扱い注意!番外編(旧題 幼なじみは取扱い要注意)
美加姉がお金をもらったのを確認したミミは返事もそこそこに歩きだして、俺の身体が引っ張られる。
小さいくせに、こういうときはバカ力だな。
駄菓子屋に入ると、ミミの手が離れる。小さなカゴを持ったミミは俺を見た。
「湊、計算してね?」
「……ああ」
計算が得意なせいで、いつもやらされるんだ。別に嫌なわけじゃないけど。
ミミは食べたいものをカゴの中に入れていく。自分勝手にカゴに入れているようだけど、俺がなにを食べたいかちゃんと聞いてくる。
「ミミが食べたいものでいいよ」
「えーっ、ちゃんと選んでよ。じゃないと平等じゃなくなるでしょ?」
「そうよ。あ、湊はきなこ棒が好きだったよね?」
美加姉が思い出したように言う。
「そうだったね! お姉ちゃん、湊はきなこ棒が好きだったね」
いや、それほど好きってわけじゃないんだけどな。
以前も一緒に駄菓子屋へ行った。そのときに適当に選んだのがきなこ棒だった。
「あ! あった!」
小袋に数本入ったきなこ棒をカゴにミミは入れている。
次から次へとカゴに入れていく細かい駄菓子の金額を忘れないように足していく。消費税込だから計算は簡単だ。
「今いくら?」
ミミが聞く。
小さいくせに、こういうときはバカ力だな。
駄菓子屋に入ると、ミミの手が離れる。小さなカゴを持ったミミは俺を見た。
「湊、計算してね?」
「……ああ」
計算が得意なせいで、いつもやらされるんだ。別に嫌なわけじゃないけど。
ミミは食べたいものをカゴの中に入れていく。自分勝手にカゴに入れているようだけど、俺がなにを食べたいかちゃんと聞いてくる。
「ミミが食べたいものでいいよ」
「えーっ、ちゃんと選んでよ。じゃないと平等じゃなくなるでしょ?」
「そうよ。あ、湊はきなこ棒が好きだったよね?」
美加姉が思い出したように言う。
「そうだったね! お姉ちゃん、湊はきなこ棒が好きだったね」
いや、それほど好きってわけじゃないんだけどな。
以前も一緒に駄菓子屋へ行った。そのときに適当に選んだのがきなこ棒だった。
「あ! あった!」
小袋に数本入ったきなこ棒をカゴにミミは入れている。
次から次へとカゴに入れていく細かい駄菓子の金額を忘れないように足していく。消費税込だから計算は簡単だ。
「今いくら?」
ミミが聞く。