その恋、取扱い注意!番外編(旧題 幼なじみは取扱い要注意)
「美加姉と一緒にいればいいのに」
「いいの。湊の方が良いもん」

それから少し経ち、レジの順番がやってきた。

「いらっしゃいませ」

カゴの中身の合計は見事に1000円。万が一足りなかった場合は俺の小遣いから出すつもりだった。

「本当にぴったりだね」

ミミが嬉しそうに俺の顔を覗き込んだ。

「ぴったりって、計算していたの?」

レジの女性が買った駄菓子を袋に入れながら聞いてくる。

「そうなの! 全部計算したの」

ミミは俺を指さして得意げに言う。

「すごいお姉ちゃんなのね」

はぁ? お姉ちゃん? 俺のことをお姉ちゃんだって?

絶句する俺をミミは見てケラッと笑う。

「行こう。お姉ちゃん!」

駄菓子の入った袋をもらったミミは俺の背中を押して駄菓子屋を出た。

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