その恋、取扱い注意!番外編(旧題 幼なじみは取扱い要注意)
「俺は女じゃねえっつーの!」
きっぱり言うと、店員の女性はすまなそうな顔をするどころか「男の子だったの? 可愛いからてっきり。ごめんなさいね~」
笑って済ます店員に俺はムッとした。
そんな様子を見て、親たちが何事もなかったように注文をし始めた。
くっそ、坊主になってやる。←意気込みだけ
坊主は死んでも嫌だ。
「湊は可愛いんだから仕方ないよ」
お子様膳についていた小さな鏡とブラシの袋を開けながらミミがにっこり笑う。
いや、俺とお前だったら、絶対にお前の方が可愛いし。
「そうだよ、湊。お前は母さん似なんだ。あきらめろ」
父さんがまた同じことを言ってからかう。
「湊はどこに行っても女の子に間違えられちゃうね~ 湊のパパさん、駄菓子屋さんでも女の子だと思われたの」
「そうだったのか。1日に2回も間違えられたんじゃへこむよな。でもな? 湊、良く考えてみろよ? 俺に似ていたらどうなってた?」
いや、父さんはイケメンではないけど……。
「湊、顔は良いのがいいに決まってるよ」
ミミがわかったように言う。
お前、父さんを否定しているだろ。
「大きくなったら、湊は絶対に男らしいイケメンになるよ」
ミミはそう言いながらも袋から出したブラシを俺の髪にあてた。
きっぱり言うと、店員の女性はすまなそうな顔をするどころか「男の子だったの? 可愛いからてっきり。ごめんなさいね~」
笑って済ます店員に俺はムッとした。
そんな様子を見て、親たちが何事もなかったように注文をし始めた。
くっそ、坊主になってやる。←意気込みだけ
坊主は死んでも嫌だ。
「湊は可愛いんだから仕方ないよ」
お子様膳についていた小さな鏡とブラシの袋を開けながらミミがにっこり笑う。
いや、俺とお前だったら、絶対にお前の方が可愛いし。
「そうだよ、湊。お前は母さん似なんだ。あきらめろ」
父さんがまた同じことを言ってからかう。
「湊はどこに行っても女の子に間違えられちゃうね~ 湊のパパさん、駄菓子屋さんでも女の子だと思われたの」
「そうだったのか。1日に2回も間違えられたんじゃへこむよな。でもな? 湊、良く考えてみろよ? 俺に似ていたらどうなってた?」
いや、父さんはイケメンではないけど……。
「湊、顔は良いのがいいに決まってるよ」
ミミがわかったように言う。
お前、父さんを否定しているだろ。
「大きくなったら、湊は絶対に男らしいイケメンになるよ」
ミミはそう言いながらも袋から出したブラシを俺の髪にあてた。