上司のヒミツと私のウソ
「うれしいですけど、それはちょっと」
「いや冗談とちゃうで。うちは全員大歓迎や。少なくとも企画部より居心地はええとおもうで」
勝手なことをいうな。
「なあ。おい。ほんまにそうしたほうがええんとちゃうか?」
急に台詞がこちらを向く。
「なにがです」
平静を装ったつもりだが、自分の声に微少ないらだちがまぎれこんでいるのがわかり、ますますいらだつ。
「だから、西森さんのこと。企画部でいじめられてろくに仕事もできへんのやろ」
「そんなことありません! 別にいじめられてるわけじゃ……」
あわてて西森が弁明する。
「やりにくいのはたしかやろ。この際、企画部を離れたほうがええんとちゃうか」
「その話ならもうすんでますよ」
ノートパソコンを抱えて席を立つ。
「いや冗談とちゃうで。うちは全員大歓迎や。少なくとも企画部より居心地はええとおもうで」
勝手なことをいうな。
「なあ。おい。ほんまにそうしたほうがええんとちゃうか?」
急に台詞がこちらを向く。
「なにがです」
平静を装ったつもりだが、自分の声に微少ないらだちがまぎれこんでいるのがわかり、ますますいらだつ。
「だから、西森さんのこと。企画部でいじめられてろくに仕事もできへんのやろ」
「そんなことありません! 別にいじめられてるわけじゃ……」
あわてて西森が弁明する。
「やりにくいのはたしかやろ。この際、企画部を離れたほうがええんとちゃうか」
「その話ならもうすんでますよ」
ノートパソコンを抱えて席を立つ。