好きだったよ、ずっと。【完】
「笑うなよ」



「だ、だって…」



だめだ、何だか知らないけどツボに入ってしまった。



聡のキスを想像して、殴りたくなるって!!



今頃4連チャンで、くしゃみしてたりして。



「お前、笑いすぎだぞ」



「ご、ごめんごめん」



何とか笑いのツボから抜け出すことができた。



「…ったく。朱里だって嫌だろ。俺が璃香とキスするとこ想像したら」



そう言われると、わたしの心の時計が一気に大学時代へと戻った。



「朱里…?」



心配そうに、わたしの顔を覗いた春夜。



「わたし、見たことあるんだ」



「え、なにを」



「春夜と璃香が、キスするとこ」
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