好きだったよ、ずっと。【完】
「ちょっと、二人ともやめなさいっ」
花音さんが立ち上がって、言ってくれたんだけど。
「朱里がどんだけ、ショック受けたと思ってんだよ。さっきの電話だって、そうだろ。今野送ってから迎えにくるとか、マジふざけてんだろ。こいつが、どんな思いで聞いたと思ってんだよ」
「はいはい、聡もその辺にしときなね。春夜くんが、こうやって朱里ちゃん優先して来てくれたんだからさ」
何か言わなきゃ、と思うのに言葉が出てこない。
「朱里、ごめん…」
シーンと静まり返った中、春夜の謝る声が耳に届いた。
「お前の気持ち、ちっとも考えてなかった…」
「うん…」
「俺のこと、キライになったか…?」
「……っ」
わたしは、すぐに首を横に振った。
キライになんかなってない、ならないよっ。
「そっか、良かった…。ほんとに、ごめんな。間宮も、悪かった」
「チッ」
春夜が、聡に頭を下げた。
だけど、聡は軽く舌打ちをして、プイッとそっぽを向いてしまった。
花音さんが立ち上がって、言ってくれたんだけど。
「朱里がどんだけ、ショック受けたと思ってんだよ。さっきの電話だって、そうだろ。今野送ってから迎えにくるとか、マジふざけてんだろ。こいつが、どんな思いで聞いたと思ってんだよ」
「はいはい、聡もその辺にしときなね。春夜くんが、こうやって朱里ちゃん優先して来てくれたんだからさ」
何か言わなきゃ、と思うのに言葉が出てこない。
「朱里、ごめん…」
シーンと静まり返った中、春夜の謝る声が耳に届いた。
「お前の気持ち、ちっとも考えてなかった…」
「うん…」
「俺のこと、キライになったか…?」
「……っ」
わたしは、すぐに首を横に振った。
キライになんかなってない、ならないよっ。
「そっか、良かった…。ほんとに、ごめんな。間宮も、悪かった」
「チッ」
春夜が、聡に頭を下げた。
だけど、聡は軽く舌打ちをして、プイッとそっぽを向いてしまった。