総長からの「愛してる」Ⅱ
海斗の最後の一言に、私はさすがに驚いた。
……ちょっと待って。
海斗の言う通りだとしたら、海斗は……
「俺の親父は誰なのか全くわからね。
まあ百パー芸能界の偉い奴だけどな。」
その事実を知った時、海斗はどう思ったんだろう。
奏は自分の親がわかってはいるものの、親の詐欺の血が流れていることを恨んでた。
じゃあ、同じように親を恨む海斗は……
「その女の最低なとこはこの後。
あいつ、妊娠が安定期になると妊婦とデキル、なんてふざけたことを売った。
妊婦とヤるなんて、そうないからな。
そんなバカみたいな理由で、俺は堕ろされなかった。」