Snow Love. ~大好きなキミへ~


私も初めはそう思ったけど、先生にその答えを聞いてみると、すごく納得できた。


だって、大きな陸上の大会。


参加する学校や選手も多くて、もちろん観客もそれなりに多い。


そして、優秀な陸上選手だけが選考されて出られる大会だから、カメラマンや各メディアの人がいるのも当たり前で。


その中を走るんだもん。


緊張するのはもちろんで、だけどその緊張に少しでも慣れておくために、大勢の人の前でタイムを計るんだって。


「……あ、白瀬くんが走るよ!」


光莉ちゃんのその声に、私は目線を白瀬くんへと向ける。


< 218 / 353 >

この作品をシェア

pagetop