Snow Love. ~大好きなキミへ~
私も初めはそう思ったけど、先生にその答えを聞いてみると、すごく納得できた。
だって、大きな陸上の大会。
参加する学校や選手も多くて、もちろん観客もそれなりに多い。
そして、優秀な陸上選手だけが選考されて出られる大会だから、カメラマンや各メディアの人がいるのも当たり前で。
その中を走るんだもん。
緊張するのはもちろんで、だけどその緊張に少しでも慣れておくために、大勢の人の前でタイムを計るんだって。
「……あ、白瀬くんが走るよ!」
光莉ちゃんのその声に、私は目線を白瀬くんへと向ける。