嗤うケダモノ
日向の隣に腰を下ろした由仁は 彼女の肩を掴んだままグっと距離を詰めた。
ますます赤くなる頬。
微かに震える小さな唇。
けれどその瞳は、『ナニすんだ』とばかりに反抗的な光を放っていて…
あぁ、限界突破。
「ごめんネ?ヒナ。」
掠れた声で、喘ぐように由仁は言った。
「ほんとに、大事にしようと思ってたンだよ?
でも、もー無理。」
は?ちょ、冗談でショ?ひゃ?ココ学校!学校ふひゃひゃ…
意味不明語を喚きながら胸をグイグイ押してくる日向を、強引にソファーに押し倒して。
華奢な身体を組敷いて。
「ヒナが可愛いのが悪い。
ほんと可愛すぎて、可愛すぎて…
困る‥‥‥」
額と額をくっつけて、吐息がかかる距離で由仁が囁くと、目を見開いた日向はピタリと動きを止めた。
そして、耳朶どころか首まで真っ赤になりながらも、おずおずと手を伸ばして首に縋りついてきた。
…
ドコまで煽れば気が済むの?
一気に暴いてしまいたい獰猛な衝動を堪えて、清楚なセーラーをゆっくり乱していく。
露になった白い肌に吸い寄せられるように、ケダモノは愛しの獲物の首筋に歯を立てた。