ジャックランタンの未来に、ひとつの魔法を。


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帰って、このことを美佐子に報告した。

ちゃんとクッキーを渡したこと、告白を言い逃げしてしまったこと、真大が戸惑っていたこと。


なにも言わずに、「うん、うん」と相槌をうってわたしの話を聞いてくれていた。



そして最後に、

「結はよく頑張ったよ。真大さん、笑ってくれるといいね」

と、言ってくれた。


腫れるほどに涙を生んだ目は真っ赤。
それでもまだ熱いから、まだ泣き足りないんだろう。

美佐子の言葉で、またなんとも言えない想いが溢れてきてしまった。



…次に会うのは、2日後だ。

真大、どんな顔をしてるんだろう。


告白なんて初めてだ。
ここから先どうなるのなんか分かんないよ。

どうなるの、怖いよ。

気持ち悪いって思った?もう、クッキーも食べられないって、なってしまったらどうしよう。



…バカみたいだけど、そんなことが頭をさっきからぐるぐるしている。


真大、会いたい。

でも、会うのが怖い。


真大、あなたが次に初めに言う言葉は、なに?













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