恋愛写真館~和服のカメラマンに恋をした~
私は、階段に腰掛けた。
丈治君が座っている場所から、少しだけ離れて。
「もっと、こっち来たら?」
膝にひじをついた姿勢で、顔を傾ける丈治君は上目使いで私を見つめた。
私を想ってくれている目だとわかる。
私が動かないでいると、丈治君が私に少し近付いた。
「へへ」
とかわいく微笑む丈治君。
丈治君、ごめんなさい。
あなたは何も悪くない。
本当のことを隠していた私が悪いの。