恋愛写真館~和服のカメラマンに恋をした~
慶次郎とサトさんは何を話しているんだろう。
同じように階段に座って、話していた。
サトさんは、どんな想いでずっと慶次郎を支えているんだろう。
仕事のパートナーとして、そばにいられるサトさんをうらやましいと思ったけれど、それ以上の関係になれない寂しさって・・・・・・
「真智さんは、まだ慶さんのこと忘れてないんじゃない?」
「え?」
動揺を隠せない。
目が泳ぐ。
「さっきから、あっちばかり気にしてる」
と丈治君は慶次郎とサトさんのいる方向に視線を移した。