恋愛写真館~和服のカメラマンに恋をした~






チョコ色のソファの上。





どれくらい時間が経ったんだろう。





私と慶次郎は、絡み合うように抱き合いながら眠りについていた。







そっと目を開けると、そこには慶次郎の顔があった。







ひげ。



普段は見えないくらい薄いのに。




触れてみる。








「好き」




つぶやいてみるけど、慶次郎はまだ眠ったままだった。








こんな幸せな時間が今まであっただろうか。





愛する人と結ばれることの喜びを知ったのは、初めてなのかもしれない。






慶次郎、愛してる。


あなたに抱かれて、私は心も体もハダカになれた。





もっともっと、愛して。


もっともっと、愛したい。



< 152 / 331 >

この作品をシェア

pagetop