恋愛写真館~和服のカメラマンに恋をした~
チョコ色のソファの上。
どれくらい時間が経ったんだろう。
私と慶次郎は、絡み合うように抱き合いながら眠りについていた。
そっと目を開けると、そこには慶次郎の顔があった。
ひげ。
普段は見えないくらい薄いのに。
触れてみる。
「好き」
つぶやいてみるけど、慶次郎はまだ眠ったままだった。
こんな幸せな時間が今まであっただろうか。
愛する人と結ばれることの喜びを知ったのは、初めてなのかもしれない。
慶次郎、愛してる。
あなたに抱かれて、私は心も体もハダカになれた。
もっともっと、愛して。
もっともっと、愛したい。