恋愛写真館~和服のカメラマンに恋をした~
「お待たせしましたぁ~!メリークリスマス!」
テンションの高い係員のお兄さんが、私達を観覧車の中へと誘導する。
観覧車に乗れた。
乗りたかった観覧車に、乗りたかった人と乗ることができた。
「綺麗~!すごいよ。慶次郎!見て!あれ!」
「綺麗ですね~!僕、観覧車なんて子供の頃以来ですよ」
コートを脱いだ慶次郎は、私の大好きな和服姿。
「会いたかった、ものすごく。慶次郎に会いたかったの」
「そうでしょう。真智は僕のこと愛してるからね」
そっと伸ばした手が私の腰に回された。