恋愛写真館~和服のカメラマンに恋をした~
胸元に手が入ってくる。
腰に回された手が私を激しく抱きしめる。
耳にキスをされ、私は体の力が抜ける。
「僕達、遠回りが好きですよね。結婚しても、遠回りしちゃうのかな」
「ふふふふ。そうだね。私達、素直じゃないし、変なとこ真面目だしね」
「はは。でも、真面目な人が観覧車の中でこんなことしないよ」
慶次郎は、私の首筋に舌を這わせた。
「だめだぁって」
「続きは、明日。約束ですよ?」
私は、慶次郎の膝の上に座っていた。
慶次郎が私を後ろから抱きしめてくれていた。
あと4分の1くらい。
観覧車が終わっちゃう。
でも、これからずっと一緒にいられる。