孤独と嘘と愛に騙されて。
玲太は一瞬、うーんと眠そうに唸ってから
しばしの沈黙。
うとうとしてるんじゃないか?
目をゆっくり閉じたり開けたりする彼が脳裏に浮かんで
おかしくてふっと吹き出しそうになってしまう。
そしてその沈黙を先に破ったのは玲太だった。
「 わり、頼む。 」
今までの長い沈黙の割には短い返事。
昨日も部活だったのかな。
なんて考えてると、「うん」と返事をする前に電話がぷつりと切れてしまった。
ほんと自由人なんだから。
