孤独と嘘と愛に騙されて。
そんなことを考えながら
時間はあっという間に進んでいった。
一秒、一秒、時を刻んでいく。
考え事をしながらもとりあえず手は動かして
髪を乾かし、とりあえず落ち着いた。
針は6時をさす。
携帯に手を伸ばしてみると
通知が一件。
「 起きた? 」
玲太からだった。
珍しい
玲太がこんな早く起きてるなんて。
てっきり遅刻してくるかと思った。
「 起きてるよ 」
そう返信すると
すぐに既読がつき、
携帯から陽気な着信音が流れ出した。
「 おはよ。 」
電話越しから聞こえる眠そうな声。
こんな甘えた声聞くのいつ振りだろう。
どうしてだろう。
胸が締め付けられる。
やだなあ、調子が狂いそうだよ。
「 おはよ、早いね? 」
右手に携帯を持ちながらリビングを去る。
準備しなきゃ。
とは思うものの電話してるせいかいつもより歩くスピードが遅い。
玲太はまだベットの中かな
なんて想像しちゃったり
彼の姿が目の前をちらつく。
「 んー、遅刻はやばいかなって思って 」
玲太でもそんなこと思うんだ
とは思うものの、まだ眠そう。
「 寝ていいよ?また電話するから。 」
モーニングコールでもするつもりか、私は。