意地悪なキミに、スキをあげる。




「……休憩」

「…朝陽さん〜…」




顔が離れて、体を横向きにした。



あれは…地獄です……っ。




「ギブ?」

「ギブですっ!!!!!」



勢いよく叫んだから、朝陽さんは笑ってあたしの横に寝転がった。




背中に朝陽さんの温もりが伝わってきて、気持ちいい…。



見える天井に広がる温かい日光が、あたしと朝陽さんの背中に降り注いで。




テレビもついてなくて、

聞こえてくるのは近くの公園で遊んでいる子供達の声と



あたしと朝陽さんの息遣い。




「…超平和…」

「…そうですね」

「あお。もうちょっとこっち」




え?

と振り向こうとしたら、スッとお腹に手が回ってきて

そのまま朝陽さんの方に引きずられた。




みっ…密着…っ。




横になったまま、朝陽さんに後ろから抱きしめられてる感じで…。



< 222 / 309 >

この作品をシェア

pagetop