意地悪なキミに、スキをあげる。
ドキドキが朝陽さんに伝わっちゃう…。
目を瞑って、ドキドキを抑えようと深呼吸しようと思ったら
肩の後ろで…ちゅってリップ音がして、あたしのドキドキは加速してくばっかりで…。
「うぅ……、」
「学校……」
「え?」
肩に唇を近づけたまま、朝陽さんがポツリとつぶやいた。
朝陽さんの息遣いが、肩にかかってすごくくすぐったいです…。
「学校であお見るとさ、すごい話しかけたくなる」
「……はぃ…」
「特に、あのアヤって奴と話してるとき」
アヤ?
たしかに席は近いから、授業が始まる直前まで話してる。
けど、そこには確実に祐希奈だっているし…。