【完】シューティング★スター~バスケ、青春、熱い夏~
「何あれ…マジ?」
「あれは、ターンアラウンドって技たい。しっかし、あんな完璧なんは見たことなか。小鳥遊に戻すと思っとったけど、また上手くなったばい、曜」
味方である俺さえビックリするような動きに、有ちん先輩が分かりやすく解説してくれた。
あれを一発目でかまされてしまっては、向こうは同じ状況になったとき、パスかシュートか迷うだろう。
「んー、向こうのバスケと少し違うけん、難しかね」
なんて、当の本人はとぼけた顔で言ってのけ、次のディフェンスに走っていく。
去年の10月からアメリカに短期留学していたピカ先輩の実力は、もしかしたら普段の練習だけじゃ、図りきれないのかもしれないな。
「あれは、ターンアラウンドって技たい。しっかし、あんな完璧なんは見たことなか。小鳥遊に戻すと思っとったけど、また上手くなったばい、曜」
味方である俺さえビックリするような動きに、有ちん先輩が分かりやすく解説してくれた。
あれを一発目でかまされてしまっては、向こうは同じ状況になったとき、パスかシュートか迷うだろう。
「んー、向こうのバスケと少し違うけん、難しかね」
なんて、当の本人はとぼけた顔で言ってのけ、次のディフェンスに走っていく。
去年の10月からアメリカに短期留学していたピカ先輩の実力は、もしかしたら普段の練習だけじゃ、図りきれないのかもしれないな。