【完】シューティング★スター~バスケ、青春、熱い夏~
「そして小鳥遊!お前は絶対冷静さを失うな。お前が焦ると、チームが焦るぞ」



「…っす!」



そう、俺は落ち着いて一本取ること、点を取られたら、取り返すこと、それ以外に雑念を抱かない。



なんせ、コート上の支配者だからな。



「俺達は負けない。強いチームにはまだなりきれていないが、負けない。根拠は全くないけどな。…肥後学、ぶっ潰す!」



「「「「イェッサー!!」」」」



そう。経験不足がなんだってんだよ!こんな強い駒がいるチーム、黒星付けてたまるかよ!


それぞれが、それぞれに闘志を燃やし、コートという戦場に向かう。



一緒に立つ最強の駒達は、妙に、頼もしい。
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