【完】シューティング★スター~バスケ、青春、熱い夏~
「こんまま決められるよりは………!」



「ゆ、行雲先輩!」



第4クォーターの一発目で豪快なダンクを決め、流れを完全に取り戻すつもりの肥後学。



それを行雲先輩は…わざと、体をぶつけて、止めた。



ピィィ!!



「白(水高)7番!インテンショナルファウル!赤(肥後学)フリースロー!」



それは、行雲先輩の捨て身で、決死のディフェンス。



その代わり、5つ目のファウルをもらい、行雲先輩はコートから去っていく。



けど、行雲先輩の顔は、とても清々しかった。
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