【完】シューティング★スター~バスケ、青春、熱い夏~
「出来る…………!やる!一緒に、俺も一緒に、戦う!」



「はは、頼もしい味方やな。水高は六人で戦えるなら最強ばい!負けるイメージが浮かばんよ!」



そうだね、最強だ。



「さー皆、そろそろ時間や。そん俺の10分の1くらいのミクロな体力も、いい加減回復したやろ?」



爽やかな笑顔でわりと酷いことを言い放った有ちん先輩に、皆苦笑い。



「ヒッデェー!有ちんの意地悪ぅ!」



「お、曜は全快な。じゃあバンバンボール回してやるけん、得点してもらおう!」



有ちん先輩がガッツポーズすると、胡座で座っていたピカ先輩もグーを高く掲げる。



「さあ、反撃といこうか!」



そして、秀吉キャプテンの掛け声と共に、五人がコートへ走って行った。
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