【完】シューティング★スター~バスケ、青春、熱い夏~
「これじゃまるで悪者や、俺等」
顎に滴る汗を拭い、肩で息をする行雲先輩。
会場からの威圧感、フルタイムでのディフェンスに、体も心も滅入ってしまう。
「悪者上等じゃねーの!負けてんな!」
そんな俺達に、頭上から箱田先生ばりのデカイ声が降り注ぐ。
見上げると、そこには、肥後学の高森、町屋両名。そして、意外な組み合わせと言うしかない、菊地の瀬戸の姿。
「「「水高!ファイッオォー!!」」」
その懸命な声援に、心臓が掴まれ、大きく波打つ。
「行くよ!俺達も真っ向から立ち向かおうじゃん!」
そんな三人に拳を上げれば、三人もこちらへ拳を下げる。
「行け、小鳥遊!お前の信じるやり方が、きっと正解や!」
瀬戸の、誰よりも響くその声をぐっと背中に受け、決意する。
バテたって、終わったあと膝が笑って立てなくなっても構わない。攻めには、攻めあるのみ!
顎に滴る汗を拭い、肩で息をする行雲先輩。
会場からの威圧感、フルタイムでのディフェンスに、体も心も滅入ってしまう。
「悪者上等じゃねーの!負けてんな!」
そんな俺達に、頭上から箱田先生ばりのデカイ声が降り注ぐ。
見上げると、そこには、肥後学の高森、町屋両名。そして、意外な組み合わせと言うしかない、菊地の瀬戸の姿。
「「「水高!ファイッオォー!!」」」
その懸命な声援に、心臓が掴まれ、大きく波打つ。
「行くよ!俺達も真っ向から立ち向かおうじゃん!」
そんな三人に拳を上げれば、三人もこちらへ拳を下げる。
「行け、小鳥遊!お前の信じるやり方が、きっと正解や!」
瀬戸の、誰よりも響くその声をぐっと背中に受け、決意する。
バテたって、終わったあと膝が笑って立てなくなっても構わない。攻めには、攻めあるのみ!