侍先生!
それから、うちのクラスは結構順調で、やっぱり、信長のお陰だな、と1人でうんうん頷いていた。


あっという間に午前の部は終わって、各自好きな場所でお弁当を食べる。


私達は、日陰のある、校舎裏を選んだ。


「…なんでカツオまでいるの?」


皐月、和也くんと3人でお昼ご飯食べる予定だったのに。


「俺もいるんですけど!」


「え…誰だっけ?」


「……明石です。 こんなに何回も同じ人に自己紹介するの初めてだよ…」


明石焼きくんが1人で落ち込んでいるのを、和也くんが慰めていた。


「あんた、敵でしょ? クラスに友達いないの?」


「いるっつーの。」


「じゃあ、そっちで食べなよ!」


ギャーギャー騒いでいると、あっという間にお昼休みが終了した。
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