不滅のＬＩＡＲ！

ヨッシャー！なんとか仲直り出来たー！


ドッと安堵感が押し寄せて、思わずリンを抱きしめる。


顔をギューッと押し退けられたって嬉しい俺は気になんかしない。


「リン、本当にごめんね」


さっきまで野生の猛獣みたいだったリンが、観念したように俺の腕の中でポソッと呟いた。


「私以外の人と凄く楽しそうな徳司を見てて、ずっとムカついてたけど雰囲気壊せなくて我慢してたんだから」


……そうだよな。俺だってもしリンが他の男とそうだったら、嫌過ぎる。


「ごめん」