不滅のLIAR!
少しがっかりしながら道を下りきり、突き当たりの信号で右折し宿に向かう。
この道は左側に湖を眺められるはずなのに、やっぱ何も見えん。
影も形もない洞爺湖を諦めると、俺の頭の中は完全に浴衣姿のリンに切り替わった。
ああ、可愛いだろうなぁ。早く見たいなぁ。
俺の脳内が大変な事になってるなんて全く知らないリンが、旅行雑誌片手にナビし始めた。
「えーと、このまましばらく真っ直ぐっぽいよ?何か温泉街のどっかから山に向かう……、のか?あれ?もう街来た?あそこにコンビニがあるけどこっちには載ってねぇし……。ちょちょっ、ここどこだよ!」
かなりテンパってるらしい。
とりあえず見えたコンビニの駐車場に入って、物凄く簡略化された小さな地図を二人で見た。
この道は左側に湖を眺められるはずなのに、やっぱ何も見えん。
影も形もない洞爺湖を諦めると、俺の頭の中は完全に浴衣姿のリンに切り替わった。
ああ、可愛いだろうなぁ。早く見たいなぁ。
俺の脳内が大変な事になってるなんて全く知らないリンが、旅行雑誌片手にナビし始めた。
「えーと、このまましばらく真っ直ぐっぽいよ?何か温泉街のどっかから山に向かう……、のか?あれ?もう街来た?あそこにコンビニがあるけどこっちには載ってねぇし……。ちょちょっ、ここどこだよ!」
かなりテンパってるらしい。
とりあえず見えたコンビニの駐車場に入って、物凄く簡略化された小さな地図を二人で見た。