心底、不思議。~毒舌カナタとひねくれみーちゃん~
カナタの家に行くと、おばさんが出迎えてくれた。





「こんばんは、おばさん。

夜分おそくにすみません」





「こんばんは。


あら、そのお鍋、返しに来てくれたの?

わざわざありがとうね。


ゆっくりでもよかったのに」





「いえいえ、里芋の煮物、美味しくいただきました」





「あら、お口に合ってよかったわ。

まあまあ、せっかくだから上がっていって、美遊ちゃん」





「あ、じゃぁ、お言葉に甘えて、お邪魔しまーす」






声が聞こえたのか、聡子ちゃんも出てきた。





「あっ、美遊ねえちゃんだー。

こんばんはー」





「こんばんは。

ちょっとお邪魔するね」





「いらっしゃ〜い!」






あたしは聡子ちゃんの頭をなでなでした。




リビングには、カナタの姿はなかった。



たぶん、もう部屋にあがって勉強してるんだろう。





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