心底、不思議。~毒舌カナタとひねくれみーちゃん~
「くち。
ぶどうの汁が、垂れてる」
………なに?
ぶっ、ぶどうっ!?
ぶどう、ですと!?
あたしがこんなにカナタのせいで悩んでるのに、呑気にぶどうだってぇ!?
カナタはあたしを見つめながらぶどうを口に含み、飲み込んだ。
「おいしい?」
カナタがけろりと訊ねてくる。
な、なんつーマイペースな奴………っ!!
あたしが驚きと怒りのあまりフリーズしていると。
カナタの長い指が、すうっと伸びてきた。
…………な、に?
その手が、あたしの口許に近づく。
人差し指が、唇の右側を軽く撫でた。
その後、人差し指と中指があたしの頬を支えて。
親指で、唇の端に触れる。
…………あ、そうか。
ぶどうの汁を、拭ってくれたんだ。
ぶどうの汁が、垂れてる」
………なに?
ぶっ、ぶどうっ!?
ぶどう、ですと!?
あたしがこんなにカナタのせいで悩んでるのに、呑気にぶどうだってぇ!?
カナタはあたしを見つめながらぶどうを口に含み、飲み込んだ。
「おいしい?」
カナタがけろりと訊ねてくる。
な、なんつーマイペースな奴………っ!!
あたしが驚きと怒りのあまりフリーズしていると。
カナタの長い指が、すうっと伸びてきた。
…………な、に?
その手が、あたしの口許に近づく。
人差し指が、唇の右側を軽く撫でた。
その後、人差し指と中指があたしの頬を支えて。
親指で、唇の端に触れる。
…………あ、そうか。
ぶどうの汁を、拭ってくれたんだ。