心底、不思議。~毒舌カナタとひねくれみーちゃん~
「………そっ、そんなの、わかんないよ。


だって、カナタの気持ちは、カナタにしかわかんないじゃん………」







「でも、人の気持ちでも、推し量ることはできるでしょ。


だから、僕の気持ちを考えてみてよ」









…………。






………………………。







………………………………………。









はぁ、とカナタが溜め息をついた。







「………わかったよ。


今日はもう、この話は終わりにしよう。



やっぱりまだ早かったか………」







独り言のようにそう呟く。







「さ、みーちゃん。


ぶどう、早く片づけちゃおう」







「はい………」








あたしとカナタは、その後、黙々とぶどうを食べた。





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