心底、不思議。~毒舌カナタとひねくれみーちゃん~
僕が戸惑っていると。




お母さんはドライヤーで髪を乾かしながら、振り向きもせずに言った。







「美遊ちゃんとの仲、ちょっとは進展したの?」






「………は?」







一体なにを言い出すんだ、お母さん。





僕は、洗った皿を流す手を止め、唖然としてお母さんを見る。







「………なんの話?」







とりあえず、そう応えてみた。




するとお母さんは、くすりと笑って、やっとドライヤーを止め、僕の方を見た。







「ねえ、哉太。


美遊ちゃんと、このままずっと、ただの幼馴染のままでいいの?」







平然とした顔で、そう訊いてくる。






< 504 / 600 >

この作品をシェア

pagetop