心底、不思議。~毒舌カナタとひねくれみーちゃん~
「……………」







……………なにそれ。






あたし、どんな顔すればいいわけ?







恥ずかしくなって、あたしは俯いた。








「………あーもうっ!」








突然、カナタが声を上げた。








「えっ!? な、なによ!?」








あたしはびっくりしてカナタを見上げる。








「もー、かわいいっ!!



みーちゃん、かわいいっ!!」








そういって、夜空に叫ぶカナタ。








………なにこれっ!!





どーしちゃったの、カナタ!!








あたしがわたわたとしていると、カナタがあたしをじっと見つめてきた。








「………みーちゃん。



みーちゃんって、なんでそんなにかわいいの?



僕は、心底、不思議だよ」









……………。






…………………あのぉ。





誰ですか、このヒト。





これ、ほんとにカナタ………?






なんか、幽霊にでも取り憑かれたとしか思えないんですケド。








開いた口が塞がらない、とはこのことでございましょうけ。







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