やさしい手のひら・中編【完結】
たくさんの思い出と優しさを残してくれた健太

いつか思い出に変わった時、健太に笑顔でありがとうって言いたい

そう言える日が来るまで、もう少しだけ好きでいさせてほしい…

私はこの思いを胸に刻み込んだ

「よし、亜美。今日はたっぷり飲んでもらうよ」

由里の一言で私は嫌というほどビールを飲まされ、そして誰よりも先にダウンした。案の定、次の日は短大へ行けないほど二日酔いがひどく夕方まで寝て、優香のアパートを出た

優香のアパートの帰り、お腹が空いたので自宅近くのコンビニに寄ることにし、私は歩いていた

そしてコンビニに着きドアを開け、いつものように雑誌コーナーの前を通った

「嘘…」
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