Colors of Heart ~7色のハート~


「ダイジョウブ キニシナイデ」


あまり得意でないカタコトの日本語で話している。


まさか、電話の相手って___?


「I'm sorry for you,Hana. I miss you.」


___Hana! 確かに彼女はそう言った。


白鷹を押し退けて、Romiの前に立ちはだかったけれど、「ジャア マタネ オダイジニ」と言葉をしめくくり、Romiは容赦なく電話を切った。


「____!!」


俺の声にならない声は届かなかった。


顔を上げ、目の前に俺が立っていたことに気付いたRomiは、「紅虎、来てたの?スーツ姿、クールね!」と満面の笑みを浮かべながら、ハグを求めた。


ざっくり胸元の開いていて、体のラインを魅せるような、セクシーなドレスを着たRomiは、いつもよりも大人びて見えた。


モスグリーンの瞳が俺に向かって微笑み掛ける。


まだヘアメイクはこれからなのか、ダークブラウンの長い髪が後ろで軽く束ねてある。


「Romiの方こそ、ステキだよ」と返すと、「ありがとう」と満面の笑みを見せた。


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