片想い協力者は無愛想ヤンキー!?
どうしよう…と思っていると後ろから声がした。


『…なにしてんの?』


振り向くと、そのには綺麗な黒髪が無造作にセットされ、耳にピアスが少しついていて制服がめっちゃ気崩されているイケメンヤンキーがいた。




その人を見てから私はもう一度門を見る。


こ、こいつ…知ってるぞ…。



安達瑠樹…同じクラスのヤンキー君。



学校にこない日はサボり。来るとしても、いつも遅刻してくるし、暴力事件を起こしたり怪我させたり…目が合うと半殺しにさせられるという噂がある我が学年1の問題児。




『…ち…遅刻しました…。』

と言うと、『見たら分かるし。』と言われてしまった。

少しショックを受けていると安達君は、門に近付き飛び越えた…!?
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