Taste of Love【完】
「俺もそんなにうまくないから、他のヤツと滑ると気を遣っちゃうんだよ」
肩に手をあてて、首を鳴らしている。
「そういうもんなの?」
「だから、俺が教えてやるよ。ありがたく思え」
わざと偉そうな態度をとる。
「いいの?」
ひとり取り残された風香にしてみればうれしい申し出だった。
「そんなに喜ばれるとは思わなかった。じゃあ、早速行くぞ」
「はい、コーチ!」
「お前、調子に乗りすぎ」
翔太が、軽く風香の背中を押す。
すると風香はそのままゲレンデを滑り始めてしまう。
「ちょ、ちょっと翔太ー!」
「おい、風香止まれって」
「どうやって止まるのよーー?」
風香は手をバタバタさせて今にも転びそうだ。
すぐに翔太が追いかける。もうすぐネットにぶつかりそうになったときに、翔太がなんとか追いつて前に回る。
「どいて、どいてー!」
叫ぶ風香の声が聞こえているはずなのに、翔太はその場をどかずに手を広げて風香を受け入れようとしていた。
ぶつかる!そう思ったときにはすでに避けられるわけもなく、風香はそのまま翔太の胸の中に倒れ込んだ。
肩に手をあてて、首を鳴らしている。
「そういうもんなの?」
「だから、俺が教えてやるよ。ありがたく思え」
わざと偉そうな態度をとる。
「いいの?」
ひとり取り残された風香にしてみればうれしい申し出だった。
「そんなに喜ばれるとは思わなかった。じゃあ、早速行くぞ」
「はい、コーチ!」
「お前、調子に乗りすぎ」
翔太が、軽く風香の背中を押す。
すると風香はそのままゲレンデを滑り始めてしまう。
「ちょ、ちょっと翔太ー!」
「おい、風香止まれって」
「どうやって止まるのよーー?」
風香は手をバタバタさせて今にも転びそうだ。
すぐに翔太が追いかける。もうすぐネットにぶつかりそうになったときに、翔太がなんとか追いつて前に回る。
「どいて、どいてー!」
叫ぶ風香の声が聞こえているはずなのに、翔太はその場をどかずに手を広げて風香を受け入れようとしていた。
ぶつかる!そう思ったときにはすでに避けられるわけもなく、風香はそのまま翔太の胸の中に倒れ込んだ。