愛したがりのカラダがね…、《Berry's Cafe限定》-【完】

それは、和弥の唇に触れるまで、後数ミリという距離…


「あっ…」

「俺を襲う気か?」


和弥の視線が一直線に私を貫く。自分がしようとしていた愚かな行為を責められているみたいな気がして、とっさに彼に背を向けた。それと同時に、涙が頬を伝う。


「ごめん…ちょっと…酔ってて…」

「お前は酔うと誰でもいいのか?」


酷い…あんまりだよ…和弥


「部長の事が好きなんだろ…?なのに、どうして俺にこんな事するんだ」

「…………」

「お前…変わったな」


背中から聞こえてくる和弥の声が、とても寂しそうに聞こえた。


「…大人になった私は…イヤ?」

「…別にそんな事言ってない。あんなウブだった真央がなって、信じられないだけだ」


私は振り返り、和弥に詰め寄り叫んでいた。


「なら、確かめて!!私を抱いて確かめて!!」


戸惑いの表情を見せた和弥だったけど、すぐ真顔になり低い声で言う。


「本気で言ってるのか?ついさっき、部長に抱かれたお前を、俺に抱けって言うのか?残酷な女だな…真央は…」


えっ…


「どうして龍司との事…」

「…こんな時間にシャワー浴びてたら、そのくらい想像つくだろ…」


和弥…起きてたんだ…


ガックリ肩を落とす私に、和弥は更に驚きの言葉を投げ掛けてきた。


「真央、お前をそんな風に変えたのは…俊なのか?」


俊…って…どうして和弥が私と俊の事知ってるの?


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