愛したがりのカラダがね…、《Berry's Cafe限定》-【完】
言葉を失い呆然としている私に、和弥がニッコリ笑い聞いてくる。
「俊と付き合ってたんだろ…?アイツは真央の事、大切にしてくれたか?」
「和弥…それ、誰に聞いたの?」
すると和弥は体を起こし、スーツのポケットから携帯を取り出すと無言で指を動かす。そして、私に受信メールの画面を見せた。
そこには…
《俺の女!今、真央を抱いた。満足して寝てるとこ》その文章と共に私の寝顔の写メが現れた。
これは…初めて俊に抱かれた時のもの…嘘でしょ…俊は和弥とは連絡取ってないって言ってたのに…
あ…、高校の卒業式の日、教室で俊が私に言おうとしていたのは、この事だったの?
「もしかして…まだあるの?見ても…いい?」
「あぁ…」
ボタンを押す指の震えが止まらない。
うそ…うそ…信じられない。全てのメールに私の写メが…俊、どうしてこんな事を…?
「なんでこんなの取っておくの?削除しちゃえば良かったのに…」
吐き捨てる様に怒鳴る私の手から和弥が携帯を取り、私の写メを見ながらボソッと呟く。
「…これしか…無いから…」
「無いって?」
「…真央の写真、これしか持ってないから…」
「私の…写真?」
どういう意味?