愛したがりのカラダがね…、《Berry's Cafe限定》-【完】
「俺、真央の写真も写メも、何も持ってなかった。唯一、真央を見れるのは俊からのこのメールだけだった…さすがに俊とキスしてたやつは消したけどな」
苦笑いを浮かべ和弥が携帯を閉じる。
「和弥は私を振ったじゃい。なのに…どうして私の写メなんか…」
「俺が真央を…?」
一瞬、和弥が驚いた様な顔をした。でもすぐ表情が険しくなる。
「…よく言うよ」
「えっ?何?」
「…この話しは終わりだ。真央も明日は仕事だろ…もう寝ろ。俺なら大丈夫だから…」
話しをはぐらかし、私に背を向けてしまった和弥に私はしつこく問い掛ける。
「和弥…ねぇ、教えて…どうして私の…」
「真央、いい加減にしろ!!部長の所へ戻れ!」
だったら、なんであんな写メ見せて思わせぶりな事言ったりするのよ…
「和弥!!教えて!!」
興奮している私の声は更に大きくなる。
「静かにしろよ!部長に気付かれるぞ。頼む…戻ってくれ…」
イヤだよ。和弥…もう、自分の気持ちを偽るのは…イヤ…
「私、和弥の側に居たい…居たいよ!」
とうとう我慢出来ず、毛布の上から和弥の体を抱き締めた。
「やめろ…真央。俺は部長を裏切る事は出来ない」
「でももう、無理だから…」
一時の気の迷いじゃない。和弥が居なくなったあの日から、私の気持ちは変わってないよ…
あなたに抱かれたあの日から…ずっと、ずっと好きのまま…
私は和弥の胸に手を当て、縋るような思いで聞いたんだ…
「お願い…一つだけ教えて。まだ和弥のここに、私は…居る?」