同期が急に変わったら…。〜将生side〜



両親にも了解を得て、

無事公認で同棲をしている俺達。





ケンカは、一度だけ。




先週の事だ。





小泉の彼女が会社の前に居た。

まあ、俺の元カノ。




その日、

小泉は、急な仕事で残業になり

たまたま先に帰る事にした俺は

会社の前に居た春菜と再会した。






『藤森さん…。お久しぶりです。』

『ああ。久しぶりだな。
小泉はもう少しかかるぞ。』

『はい、聞いてます。
あの、良かったらお茶でも……。』

『そうだな。寒いだろ?』




外で待っているのも寒いだろうと、

駅前のコーヒーショップに

二人で入った。




小泉から電話があるまで、

会社の事や近況報告などを話していた。



『藤森さん、
少し柔らかくなりましたね。』

『そうか?どうかな。』

『そんな話し方は
変わってないですけど。ふふっ。』

『なんだ?』

『恋、してるんですか?』

『ああ、まあな。そう見えるか?』

『そう見えます。
藤森さんを変える方に
出会われたんですね。』

『まあ。そうかな。』



そう話していたら、

小泉から電話が掛かってきた。




『じゃあ、俺は帰るよ。
小泉、いいヤツだから。』

『ふふっ。知ってますよ。』

『そうだよな。』





そのまま、

俺は自宅に帰った。


< 148 / 163 >

この作品をシェア

pagetop