同期が急に変わったら…。〜将生side〜



『おはよう』




部課長会議を終えて、

朝の営業1課のオフィス。




小泉が、

朝からニマニマと

俺のデスクに近寄って来た。




『課長、
今から発表していいっすか?』

『ああ。決まったのか?』

『はい。』

『よし。じゃあ、発表しろ。
皆〜!
ちょっと手を止めて聞いてくれるか。』




小泉は、

俺のデスクの横で胸を張った。




『えー、私事ではありますがぁ。
結婚することになりましたぁ。
相手は、坂井の受付の女性です!
お祝いは、随時受け付けます。』



満足そうにする小泉。




オフィスには、

歓声が上がり、

皆が祝福していた。





そして。





いずみは、

驚いた顔で俺を見ていた。





俺は優しく笑い、無言で頷いた。




いずみも、

優しい笑顔でコクンコクンと頷いた。





多分、

全てを悟ってくれたんだろう。






春菜は、小泉の婚約者だったんだよ。

話さなくてごめんな。




やっと、

あの日の誤解が完全に解けた。






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