同期が急に変わったら…。〜将生side〜



いずみは、俺の背中に腕を回し

ぎゅうっと抱きついてくる。





キスをする唇から、

いずみの瞼、頬、首筋、

一つ一つ大切に口づけながら、

いずみの服の裾から、手を這わす。





初めて直接触れるいずみの肌に

俺の身体が熱くなる。





いずみを大事に思う。

失いたくない。






俺は、

いずみに大切に優しく優しく触れた。







いずみと、ひとつになる時、



『いずみ、いいか?』



と、言うと、



『んっ、お願い……。』



と、いずみは艶っぽい声で答えた。





こいつ、こんな色っぽい顔すんだな。




絶対こいつを離さない。

誰にも渡さない。






『いずみっ。』

『んっ、はぁっ、あっ。』

『いずみっ』

『あっ、はぁ、あーっ、んーっ。』






俺といずみは、一緒に絶頂に達した。






そしていずみを

そのままキツくキツく抱きしめた。

いや、

二人でキツくキツく抱き合った。






いずみも、俺を抱きしめてくれる。

ぎゅうぎゅうと。

いずみの思いが伝わる程に。






ヤベェな。

こいつに、マジでハマった。






『いずみ、好きだよ。』






初めて口にした、好きだよ、の言葉。






ずっと誤魔化してきた。

ずっとこいつに甘えて、

その好きの気持ちに触れずにきた。






待たせて、ごめん。






もう離さないから。

俺のそばから離さないから。






『いずみ、好きだよ。』

『私も。』

『私も何?』

『……。』






そうか。

まだ口に出せないか。

ずっと隠してきたんだもんな。

いいよ、待っててやるよ。

今度は俺が待っててやる。






『まあ、いいか。
お前、手のかかる女。』






そう言って、またキスをした。

熱いキスを、これでもか、くらいに

ずーっとしていた。

キスがやめられなかった。






『マジで、やべえな。
俺、明日会社行きたくねぇ。』

『……。課長、不謹慎ですよ。』

『ふっ。いずみ、可愛いな。』

『はいはい。』

『ククっ。寝るか。』

『うん。』






いずみを抱きしめたまま

朝まで眠った。





< 78 / 163 >

この作品をシェア

pagetop