同期が急に変わったら…。〜将生side〜
特に腹も減ってないが、
夕食は普通に食べた。
いずみの料理が美味かったから。
アスパラは、嫌みな程に使ってあった。
で、嫌みな程に残してやったら、
いずみが
『あー、美味しい!』
と言って、全部食べた。
それぞれ風呂も済ませて
いずみはアイロンをかけている。
俺は、一人でソファーで寛ぐ。
会話のないひと時。
もちろん、それもまた良しだ。
静かな時間に包まれ、
いずみを見ると、目があって。
『いずみ、こっち来いよ。』
アイロンかけを終えたいずみを呼んだ。
『あー、今行く。これ片付けてから。』
『早く来い。』
ソファーの俺の隣を空けて、
いずみを待った。
『おまたせっ。』
いずみは、俺の横にストンと座った。
『待たされた。』
『拗ねないでよ。』
『拗ねてねーだろ。』
『あら、そうですか。将生くん。』
と、俺の頭を撫でられた。
くそっ。
なんだ?こいつ。
胸が熱くなる。
自分の鼓動が早くなるのがわかる。
ガバッといずみを押し倒し、
『お前、なめんなよ。』
『なめてないですよ。課長。』
『完璧なめてんな。』
いずみの上に覆い被さり、
いずみの腕を掴んで拘束する。
仰向けになったいずみに、
軽くキス。
そのキスは求めるように深くなり
息をするのも許さない。
『んっー。はぁーっ。』
いずみの限界。
このくらいじゃ、勘弁してやらない。
一瞬離れた唇を再び合わせ、
また、深く侵入する。
唇を合わせたまま
いずみの腕の拘束を解いて
いずみの髪を撫でる。
スルリといずみの手が
俺の髪にも触れて、優しく微笑む。
また、この笑顔にやられた。
やっぱりこいつ、絶対寝かさない。
『いずみ。』
『なに?』
俺の身体は熱を帯びて、
もう抑えきれない。
『ここじゃ、無理。』
いずみを抱き上げ、ベッドに運んだ。
いずみは、俺の首に腕を巻き付けて
『将生。』
『どうした?』
『……ううん。』
『なんだよ。』
そのまま黙ったいずみを
優しくベッドに下ろした。
いずみと何度もひとつになり、
明け方まで寝させなかった。
いずみが愛しくて、可愛くて。
いずみを感じては、
心も体も満たされた。
いずみの髪も、手触りのいい肌も
綺麗な顔も、
何もかもを俺の腕の中に
包み込みたい。
疲れて、先に眠ったいずみに、
『愛してるよ。』
そう静かに囁いて俺も眠った。