お前は独りなんかじゃない。



「俺は床に寝るよ、お前はベットな」

『い、いいよ。私が床に寝るよ』

「変な遠慮すんなって。な?」

『う"うん。』

「電気消すぞ」

『うん...』



ーーーーカチッ



真っ暗になってしまった。

私は優斗とベットに寝たり
いちゃいちゃしたり...
出来ればキスしたり...

って考えてたのに全然違う。

考えてた分余計に寂しい。
はあ。もういやだよぉぉぉ...!!!



なんだか泣けてきた。



『うぐぅ...うぁ...ん』

「........優希?」



やばい。起こしちゃったみたい。

でも涙は止まらない。
余計に溢れだしてきた。


優斗は起き上がりベットに座わった。


ごめん。起こしちゃって。
でもなんだか寂しいよぉぉ。



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