お前は独りなんかじゃない。


優希 Sida * 視点を元に戻す


あわわわわ。泊まっていい?とか
聞いててしまった。どうしよ。

無理に決まってるじゃん!あほ!
私のあほ!ばか!くそ!死ね!


ちょっと言いすぎたな。反省←


でも、でも、でも、ああ。
断られたらショック大きいのに!



「なにゆってんのお前」



ほらね、やっぱり嫌だったんだ。
言わなきゃよかったよ。泣きそうだし。



『そ、そうだよね...』

「うん。」



はあ。うんって即答して。

優斗って私の気持ちを考えきれないの?
やっぱり誰もわかってくれない。
少しでも心を許した私が馬鹿だったん...



「元からお前帰す気ねぇよ」

『へ?』

「こんな夜中に帰らすわけないだろ」

『いいの?』

「ん。泊まってけよ。俺しかいないし」



うそ。夢みたい。夢見たいだよ!
やったー!うそお!心臓飛び出そうw

きゃー!嬉しい!ばんざーいwww




少し話をした後。




「もう俺寝るよ」

『....あ。うん』



もう12時だし。そりゃ寝るよね。

なんか...

なにかを期待してた私が馬鹿みたい...




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